God is in the details. 細部に神は宿る。

ひとつの点が繋がることで一本の線となり、そしてその線が重なり面となるように 、あらゆるモノと人、時間や空間を繋ぐことで大きく広がるような仕事を目指しています。高く広い視野を持ち、常に全体を俯瞰するように仕事を進め、常にアイデアは大胆に、そして ひとつの点にまで拘り、研ぎ澄ますように緻密で繊細にデザインする。

私たちは、デザインを必要とするものごとすべてをフィールドとします。 デザインとは様々なコミュニケーションのツールです。デザインとは、組織やサービス、システムや機能などの様々な問題を解決するための手段であり、最終的なカタチに落とし込むための方法です。そして、デザインは情報の整理と再構築により完成します。あらゆる情報を視覚的、機能的に表現することが私たちの仕事と考えています。

引き算のデザイン

企業やお店、商品の機能や歴史・伝統などの良いところや売りたい事柄だけでなく、マイナスの部分についてもすべては「情報」です。また社会で起こっている事象、流行などもすべて「情報」として捉えます。そして、それらの溢れるような「情報」をそぎ落とし、その中から必要なものだけを取り出し、再度整理して選ばれた「情報の核」だけを「デザイン」により掛け算をしながら、あくまでもシンプルな最小限のカタチに落とし込みます。情報を削ぎ落とすというよりは、大切なことを見極めるために情報を選択してゆきます。

情報の整理と再構築

すべてのデザインは、情報からつくられます。より有効な情報を日々蓄積=インプットし、それらをデザイナーの個性や感性のフィルターを通して、より確かなコミュニケーション・ツールとしてアウトプットしていきます。 デザインは、情報の蓄積、整理、再構築により完成します。デザインされた結果は「ビジュアル」で表現されることが多くありますが、すでにそれ自体が視覚への情報でもあります。

京都に生まれ育った私たちは、碁盤の目につくられた美しい町並みや深い歴史と知恵から、整理・構築さえれた空間を自然に感じて生活しています。京都の町は、まさにデザインであり、グリッドシステムそのものでもあります。

私たちは、世の中にデザインされていないモノはないと考えています。また、デザインは様々な問題を解決するための方法として、日々それぞれの案件に最も適したデザインを提案するよう心がけています。機能や姿形だけではなく、ものの有り方や成り立ち、背景にある歴史や物語、またそれぞれの生き方や未来までもデザインとして捉え、様々な人や事柄と繋がり、感じ、共に考えていきたいと思っています。私たちのデザインで、ひとりでも多くの人が笑顔になり、そして幸せになるような仕事を心がけています。

gridGraphic 大衡 秋逸郎